12月9日 (木)  就職について その1

 この時期、新卒者は来春の就職について、一喜一憂の想いだけでなく、とてつもない不信感などを抱いている人が多いのでは、と思います。たしかに、近年の国内においては就職(雇用)について、めまぐるしい程の変化がありました。1980年代後半から1990年代の初頭までに起こったバブル景気では、私たちの年代で分かりやすいのが、「シーマ現象」「地上げ」「リゾート地開発」などがあります。同時に企業側が新卒者に対する雇用も、熱を帯びていました。大学生に対しては、4年生の卒業予定者だけでなく、在学中の3年生に対しても、触手を伸ばしていました。またビジネス社会では、「ヘッドハンティング」の全盛期だったのもこの時期ですね。このようなことは現在では、考えられませんが、その時期に恩恵を受けた数多くの人がいることも事実です。長い歴史の中で考えると、それもありなのか、という思いもあります。100年前の1910年には韓国を併合し、第一次世界大戦へ参戦。(当時は日露戦争に勝利して国内に活気があった) そして関東大震災などもあり、大不景気時代へ突入します。さらに、満州事変から1941年(昭和16年12月8日)に第二次大戦に入り、1945年(昭和20年8月15日)の終戦を迎えます。その間の国内は、未曾有の経験をしたと思います。
しかし、それからの日本は財閥解体・農地改革・高度経済成長期を迎え、欧米諸国との貿易摩擦問題が発生する程の成長を国として達することができたのです。しかし、前述の1980年代からの歴史につながっていきます。[歴史は繰り返す]の如き、現代の私たち(現役+α)が何とかしなければと思います。そのためにも、国の司令塔である内閣+官僚もしっかりしてほしい。官と民が力とノウハウを出し合うことこそが、就職氷河期に挑んでいる人々に希望とヤル気を提供できると思います。
 現在、当社には今年で3人目になるインターンシップの学生(訓練生)が来ています。最初のM君は、一ヶ月の訓練を終了して無事に就職できました。二人目の人は、インターンシップだけで終わってしまいました。現在3人目のH君(19才)が頑張っています。素直さとヤル気が一日毎に上がっている気がします。「カッコをつけないで挑め」と最初に言ってありますので、大きな声や機敏な動きができる。そして[感・即・道](考えずに、感じたらすぐに行動)と[出入口](まず自分から出さないと、相手からは何にも入ってこない)の精神を持つ。今もH君はヤル気満々で頑張っています。